羊を逃がすということ

今日ある本が明日もあるように

【雑記】ITエンジニアとしての壁、そしてブログのこれから

去年、私はITエンジニアへと転職した。未経験からの転職である。 前職は飲食業だった。転職の理由は色々あるが、一言で言えば、向いていなかったのだろう。いや、本音を言えば濁流の如く様々な言い分があるのだが、悪口ばかり言っていても仕方がないので、色…

【雑記】さようなら、2025年。駆け抜けよ、ミュージアムマイル

気づけば時間が過ぎるのは早いもので、もうすぐ2026年になろうとしている。最近、このブログは停滞しがちである。本当は何冊か本を読んでいるので、感想記事を書きたいのだけれど、何かと身辺が忙しくて筆を取れていない。 特に最近は資格試験があって、睡眠…

【書評】光と私語 | 歌を詠むことの自由さ【吉田恭大】

光と私語 (いぬのせなか座叢書, 3) 作者:吉田恭大 いぬのせなか座 Amazon 基本的に、文学と呼ばれるものの最大の魅力は自由である。 私がそう感じるのは、文学が閉じた行為だからだろう。聞きかじった話だが、かつて文学は声に出して読み上げるものだったと…

【書評】あなたに犬がそばにいた夏 | 原風景の引き出しを開ける【岡野大嗣、佐内正史】

あなたに犬がそばにいた夏 作者:岡野大嗣 ナナロク社 Amazon 私は短歌が好きである。 俳句でも川柳でもなく、なぜ短歌が好きかと言うと、やはりその文量が丁度いいのだろう。俳句だと季語が入ってくるので、何かを表現するのに強い制限をかけられている気が…

【書評】渇愛 頂き女子りりちゃん | 誰がりりちゃんを生んだのか【宇都宮直子】

渇愛 ~頂き女子りりちゃん~ 作者:宇都宮直子 小学館 Amazon 普段、私は非常に地味な生活を送っている。通っていた大学が教育大だったからか、合コンにも参加したこともないし、相席屋やマッチングアプリなんてものに手を出したこともない。社会人としての…

【書評】随風 | 随筆の風に吹かれて

随風 (01) 作者:宮崎智之,仲俣暁生,友田とん,早乙女ぐりこ,海猫沢めろん,オルタナ旧市街,ササキアイ,鈴木彩可,作田優,岸波龍,竹田信弥,柿内正午,横田祐美子,野口理恵,北尾修一,森見登美彦,円居挽,あをにまる,草香去来,西一六八 志学社 Amazon このブログは書…

【書評】言葉のトランジット | スタックメモリを探索する【グレゴリー・ケズナジャット】

言葉のトランジット 作者:グレゴリー・ケズナジャット 講談社 Amazon 中学の頃、日本語は世界で二番目に難しい言葉だと塾の講師が言っていた。そう言われると、当然ながら一番が気になるところだが、その講師は教えてくれなかった。きっとその人もどこかで聞…