九月中頃に入っても、まだまだ秋の気配は訪れず、それは万博の終わりまで夏であることを努めて維持しようとしているかのようである。大阪万博は、中央線のコスモスクエアのその先、夢洲にて行われる。中央線のどんつきは長らくコスモスクエアであったが、万…
起きられない朝のための短歌入門 作者:我妻俊樹,平岡直子 書肆侃侃房 Amazon 先日、新潮新人賞の結果発表があった。例に漏れず、私は応募していたのだが、今回は二次選考突破三次選考落ちという結果で終わってしまった。 新人賞に応募しているアマチュア作家…
ロイヤルホストで夜まで語りたい 作者:青木 さやか,朝井 リョウ,朝比奈 秋,稲田 俊輔,上坂 あゆ美,宇垣 美里,織守 きょうや,温 又柔,古賀 及子,高橋 ユキ,似鳥 鶏,能町 みね子,平野 紗季子,ブレイディ みかこ,宮島 未奈,村瀬 秀信,柚木 麻子 朝日新聞出版 Am…
現在、ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」を読んでいる。丁度上巻を読み終えたところだが、これがなかなか面白い。ゲーテは「ウェルテル」と「ファウスト」を読んだが、それらよりも好みかもしれない。しかしその感想は個別記事に譲るとして、…
死の瞬間 人はなぜ好奇心を抱くのか (朝日新書) 作者:春日 武彦 朝日新聞出版 Amazon 「死をはじめて想う。それを青春という」 そんなキャッチコピーを眼にしたことがある。確か山田風太郎さんの「人間臨終図鑑」の帯に記された言葉だったと思うが、未読かつ…
なぜ人は自分を責めてしまうのか (ちくま新書) 作者:信田さよ子 筑摩書房 Amazon 「なぜ人は自分を責めてしまうのか」 信田さよ子さんの書かれた本書を買い求めたとき、私の念頭にあったのは前職での出来事だった。 前職を、私は人間関係が原因で辞めている…
ツァラトゥストラは こう言った 上 (岩波文庫) 作者:ニーチェ,氷上 英廣 岩波書店 Amazon 「ツァラトゥストラはこう言った」は言うまでもなくニーチェの名著である。 私はどちらかというと、「ツァラトゥストラはかく語りき」というタイトルの方に馴染みがあ…