羊を逃がすということ

あなたの為の本が、きっと見付かる

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】ファウスト | 悲劇に愛の帯を巻く【ゲーテ】

先日、ゲーテを題材にした鈴木結生さんの「ゲーテはすべてを言った」を取り上げさせてもらった。それ以来、どうしてもゲーテを読みたくなって、手近にあった文庫本を漁り始めた。そんな訳で、今回はゲーテ「ファウスト」である。 私にとって、ゲーテは思い出…

【書評】ゲーテはすべてを言った | 歴史は繰り返さないが、韻を踏む【鈴木結生】

久し振りの書評である。 ここしばらく、プライベートが何かと忙しくて、ついついブログに手が伸びなかった。そうは言いつつ本は読んでいたのだけれど、小説というよりビジネス系のものが多く、このブログの趣旨にも合わないので、書くことがなかったというの…

【雑記】これまでの話と、これからの話

書評ブログと名乗っていながら、本を読む暇がまるでなかった。言い訳をすると、仕事が忙しかったのだ。とは言え、通常業務が極端に増えたとか、そういう話ではない。転職活動やら退職の手続きとやらで、プライベートの時間が確保できなかったというのが、実…